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踊るブート法師(試運転中)
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OZZY OSBOURNE / CLEVELAND COMPLETE[1CD-R]
LANGLEY / LANGLEY-148

01 Carl Orff "Carmina Burana"
02 I Don't Know
03 Crazy Train
04 Believer
05 Mr. Crowley
06 Flying High Again
07 Reveration (Mother Earth)
08 Steal Away (The Night)
09 Tommy Aldridge Drum Solo
10 Suicide Solution
11 Randy Rhoads Guitar Solo
12 Iron Man
13 Children Of The Grave
14 Paranoid

Music Hall, Cleveland, Ohio, USA / May 11th, 1981

オフィシャル・ライヴ『TRIBUTE』の基盤となった1981年05月11日のクリーヴランド公演を初の完全収録、最強の音質でブート化した恐るべき1枚。フロントもクールですが、別写真を用いて『TRIBUTE』の裏ジャケット(写真上↑下段)を模したバック・デザインも素晴らしい。もちろん“正規商品”としてオン・ステージのランディが楽しめる『TRIBUTE』の価値は不変ですが、より生身の彼を感じ取れる無修正原本の方が“ライヴ”という名称に相応しいのは言うまでもなく、どちらに深い愛着を覚えるかと問われたらそれはもう迷う間もなくブートを選択してしまうワケです。こうして剥き出しの元音源と、修正・差し替え(オジーの歌唱は元より、ランディが冒頭やソロで音を外す“Crazy Train”は一曲丸ごと差し替えられているようです)・加工を経た『TRIBUTE』を聴き比べてみると、自分の魂がどちらに熱く反応するかが分かって面白かったりもします。もちろん差し替えや加工を悪く言うつもりなどなく、オフィシャル商品としてリリースする以上、ある一定のレベルにまで演奏内容を整えるのは至極当然のことなのですが、首までどっぷりとオジー&ランディに浸かってしまったファンとしては、その向こう側にある本当の姿に触れてみたくなるのもこれまた至極当然のことでしょう。そしてランディの真価は、実際のショウで彼がどんなプレイを披露していたのか、それを知らなければ理解できようはずもありません。だからこそ、『CLEVELAND COMPLETE』には『TRIBUTE』以上の存在意義があるのです。ましてや、常に安定したプレイを見せるリズム隊はともかくとして、いつも音程がフラつき高音が思うように出せない(だからこそ愛おしい)ステージ上のリアルなオジーを知っている身としては、『TRIBUTE』の“歌えすぎている”オジーに違和感を覚えるのも正直なところです。いや、それを言ったら“Paranoid”でショウが締まったあとに、歓声のフェイドアウト、フェイドインといった分け目ももなく地続きでアンコール風にスタートしてしまう“Goodbye To Romance”と“No Bone Movies”も違和感ありまくりですね。どうせ手を加えるんだったらセットリストなんか無視して、この2曲もショウの中程に適当に組み入れちゃえば良かったのになぁ。
なお過去にリリースされた同音源タイトルには、LP『TRIBUTE TO RANDY RHOADS』[写真下↓上段] やLP『BATS HEAD SOUP』[写真下↓中段]、 『BATS HEAD SOUP』の板起こしとおぼしきCD『CRAZY ROSE』[写真下↓下段 NEPTUNE/NT-5538] などがあります。

【SBD音質:★★★★★】
【アートワーク:★★★★】

 

 

 
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OZZY OSBOURNE / THE CRAZY GANG[1CD]
POWER GATE / POWER GATE-149

01 Radio Spot
02 Interview with Ozzy
03 Carl Orff "Carmina Burana"
04 I Don't Know
05 Crazy Train
06 Believer
07 Mr. Crowley
08 Flying High Again
09 Reveration (Mother Earth)
10 Steal Away (The Night)
11 Tommy Aldridge Drum Solo
12 No Bone Movies
13 Suicide Solution
14 Randy Rhoads Guitar Solo
15 Iron Man
16 Children Of The Grave
17 Paranoid

Auditorium Theater, Rochester, New York, USA / April 29th, 1981

冒頭に当該公演の告知ラジオCMと、前日(あの感涙映像『AFTER HOURS』収録日)に行なわれたラジオ・インタヴューをパッケージング、ライヴの雰囲気を否が応でも盛り上げてくれます。そういう小細工に乗っかって裏ジャケットには堂々と“RADIO BROADCAST RECORDING”と記されているのですが、ライヴ音源自体は非常にバランス良く録られたオーディエンスものです。しかし放送音源(サウンドボード音源)じゃないからと言って悲観する必要など皆無なばかりか、反対に場内の空気の揺れ動きまで感じ取れるようなその音像の素晴らしさに拍手さえしたくなるほど。下手なサウンドボード音源よりも、ある意味“ライヴらしさ”を感じ取らせてくれます。演奏面でも“Reveration (Mother Earth)”と“Mr. Crowley”で曲構成が崩れる、“I Don't Know”でマイクトラブルが発生する、といった美味しいハプニングが含まれており、全編を通じて熱くたぎるランディのプレイと合わせて聴きどころに不自由しない名作と言えるでしょう。
告知CMで「誰もオジーを押さえつけることなどできな〜い!」と言われてしまっているように彼の暴走はとどまるところを知らず、この日なぞ“Believer”のMCで“Come on...suck my cock!”(さぁ……オレのチ○ポをしゃぶってくれ!)などと、とてもここでは和訳できない(したけど)猥褻な台詞を飛ばしてくれています。実際にイチモツを露出していないといいのですが(たまにいるからね、そういうロッカー)。
なお別マスターながら同日の音源を使用したタイトルには、アナログ時代の『1ST AMERICAN TOUR』[写真下↓上段] やCD『BLIZZARD OF RANDY』[写真下↓下段] があります。

【AUD音質:★★★★】
【アートワーク:★★★★】

 

 
 

OZZY OSBOURNE / RARITIES[3CD]
PALM DRIVE / PDCD-006/007/008

Disc 1
01 Electric Sleep [w/BLACK SABBATH]
02 Blue Suede Shoes [w/BLACK SABBATH]
03 Randy Rhoads Death Report [From Radio]
04 Walk On Water [w/BEAVIS & BUTT-HEAD]
05 Don't Blame Me
06 Therapy [w/INFECTIOUS GROOVES]
07 Aimee
08 Living With The Enemy
09 Purple Haze [w/LENNY KRAVITZ]
10 Hey Stoopid [w/ALICE COOPER]
11 I Ain't No Nice Guy [w/MOTORHEAD]
12 Led Clones [w/GARY MOORE]
13 Mrs. J.
14 One Up The B-Side
15 Spiders
16 Crazy Train [w/MADONNA]
17 Voodoo Dancer
18 Shake Your Head (Let's Go To Bed) [w/MICHELLE PFIEFER]

Disc 2
01 Who's Fooling Who [w/TONY IOMMI]
02 Stayin' Alive [w/DWEEZIL ZAPPA]
03 Vertical Man [w/RINGO STARR]
04 The Whole Worlds Fallin' Down
05 Won't Be Coming Home (S. I. N.)
06 You Lookin' At Me, Lookin' At You
07 Buried Alive [w/RICK WAKEMAN]
08 Born To Be Wild [w/THE MUPPETS]
09 Shock The Monkey [w/COAL CHAMBER]
10 Iron Man [w/THERAPY?]
11 Liar
12 Party With The Animals
13 See You On The Other Side
14 You Said It All
15 The Urpney Song

Disc 3
01 Only Bombers Open Bombays
02 Jack's Land
03 Close My Eyes Forever [w/LITA FORD]
04 Pictures Of Matchstick Men [w/TYPE O NEGATIVE]
05 One Up The B-Side 2
06 Iron Head [w/ROB ZOMBIE]
07 Nowhere To Run [w/CRYSTAL METHOD]
08 Iron Man [w/BUSTA RHYMES]
09 N. I. B. [w/PRIMUS]
10 Loud Rocks [w/WU-TANG CLAN]
11 Stillborn [w/ZAKK WYLDE]
12 Evil Woman [w/BLACK SABBATH]
13 It's Only Rock 'N' Roll [w/Various]
14 Secret Loser

オジーがこれまでに発表してきたさまざまなアーティストとのコラボレーション音源やシングル収録曲、アウトテイク(日本盤ボーナストラック)などを中心にモロモロを詰め込んだ豪華3枚組ブート。とは言え仕事自体はユルく、“Spiders”の2分17秒に音飛びがあり、“Won't Be Coming Home (S. I. N.)”の3分56秒にボコッという大きなノイズが入り、“Liar”の音質は悪すぎだし、“Only Bombers Open Bombays”のフェイドアウト処理はいい加減だし……と聴いていて脱力するポイントが少なくない他、曲目やアーティスト名表記がかなり適当で、ランディ・ローズを“Randy Rhodes”などと綴るに至っては失笑すら漏らせませんでした(上記の収録曲リストでは可能な限り訂正しましたが、不明なアーティストや楽曲もあるのでまだ不完全かもしれません)。
また、作為的なものかどうかは不明ですがフェイク曲も含まれており、オープニングを飾る“Electric Sleep”はBLACK SABBATHとは無関係な(もっともヴォーカリストはオジーそっくりに歌うことで名を馳せていますが)ストーナー・ロック・バンド SHEAVYの楽曲なので要注意。ミシェル・ファイファーと共演したことになっている“Shake Your Head (Let's Go To Bed)”も、本当はWAS (NOT WAS)とのコラボレーション作品ですね。
というように詰めが大甘なばかりか、4枚組オフィシャルボックス『PRINCE OF DARKNESS』がリリースされた今となってはそれとのバッティング曲も多くなってしまっており、有益性の低いコンピレーションに成り下がったという印象は否めませんが、そこに収録されなかった(個人的に)美味しいテイクが含まれているのもこれまた事実です。
例えばアイオミ師のソロ・アルバムで聴いたときにはピンと来なかったのに、ここで聴くと妙にカッコ良く感じてしまう“Who's Fooling Who”や、ボブ・デイズリーがベースを弾くビル・ワードのソロ曲“Jack's Land”などは、普段わざわざソレを引っぱり出して聴こうとはなかなか思わないだけにお手軽感が高く、オフィシャルでCD化されていないランディ時代のシングルB面曲“You Lookin' At Me, Lookin' At You(オリジナル・ヴァージョン)”“You Said It All”の収録もそれなりに評価できるでしょう。
ところでラストは一聴する限りふつうの“Secret Loser”なのですが、これはやっぱり映画『THE WRAITH』に提供した、という意味で収録されているんでしょうかね? サントラからだったとしてもアルバム・ヴァージョンとの違いが全く聞き分けられないのですが、それなりに別ヴァージョン扱いになっていたりするんでしょうか……(サントラに“Secret Loser”が収録されているのかどうかさえ知らないんですけどね)。

【SBD音質:★★〜★★★★★】
【アートワーク:★★★】
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