
OZZY OSBOURNE / STORM WARNING[2CD]
LANGLEY / LANGLEY DELUX 002
Disc 1
Music Hall, Cleveland, Ohio, USA / May 11th, 1981
01 Carl Orff "Carmina Burana"
02 I Don't Know
03 Crazy Train
04 Believer
05 Mr. Crowley
06 Flying High Again
07 Reveration (Mother Earth)
08 Steal Away (The Night)
09 Drum Solo
10 Suicide Solution
11 Guitar Solo
12 Iron Man
13 Children Of The Grave
14 Paranoid
Disc 2
St. Denis Theatre, Montreal, Canada / July 28th, 1981
"BEST OF THE BISCUIT" aired on May 2nd, 1982
01 Flying High Again
02 I Don't Know
03 Crazy Train
04 Believer
05 Mr. Crowley
06 Suicide Solution
07 Randy Rhoads Guitar Solo
08 Revelation (Mother Earth)
09 Steal Away (The Night)
10 Tommy Aldridge Drums Solo
11 Paranoid
St. Denis Theatre, Montreal, Canada / July 28th, 1981
"THE KING BISCUIT FLOWER HOUR" aired on September 13th, 1981
12 I Don't Know
13 Crazy Train
14 Believer
15 Mr. Crowley
16 Iron Man
17 Children Of The Grave
過去において超優良定番アイテムとなっていたオジー&ランディの2大ライヴ音源を、最高峰の音質およびプレスCDの形態で商品化。まさに最終ヴァージョンと呼ぶべき銘品となりました。いったい同じ音源にいくらカネを払ってきたのか……そう考えると悔しくもあるのですが(笑)、これでようやく打ち止めでしょう。
まずディスク1には、オフィシャル・ライヴ『TRIBUTE』の元音源となった1981年05月11日のクリーヴランド公演を収録。これまでは
『CLEVELAND COMPLETE』が同一音源決定版の栄誉に浴していましたが、本リリースにあたってさらにリマスタリングが施され……と言っても不自然に低音・高音を強調したありがちな過剰リマスタリングに陥ることもなく、より豊かでナチュラルな音像に仕上がっています。喩えるなら、『CLEVELAND COMPLETE』サウンドの表面にあった薄い埃の膜を丁寧に拭き取って磨き上げ、音のレンジを若干広げたようなイメージでしょうか。リマスタリングでエッジが立ちすぎるどころか、かえって音の輪郭が丸くなった印象さえあります。そして何より『CLEVELAND COMPLETE』がCD-Rブートだったことを考えれば、プレスされたことによる安心感には音像の変化以上の価値があるでしょう。
ディスク2には1981年07月28日のモントリオール公演でレコーディングされた“THE KING BISCUIT FLOWER HOUR”音源を原盤から収録。『RANDY YEARS』は資料的に優れたブートでしたが、演奏そのものを味わうのに最適だったかと言えばさにあらず、やはりこうして演奏の鑑賞に集中できるスタイルの方がベターなように感じます。こちらもCD-Rブートだった『RANDY YEARS』に比して、最終ヴァージョンと讃えるべきプレスCDでリリースされたことで同一音源の頂点に立ったと言えるでしょう。(この音源に関しては
「1981年7月28日セント・デニス・シアター(モントリオール)公演総覧 」もご参照ください)
なお、初回リリース時には1982年01月24日のシカゴ公演をオーディエンス録りで収録したボーナスCD-R
『DEEP INSIDE』がセットされていました。
【SBD音質:★★★★★】
【アートワーク:★★★★】