
JUDAS PRIEST / THE LAST VENGEANCE[1CD]
BONDAGE MUSIC / BON214
01 Heading Out To The Highway
02 Desert Plains
03 Devil's Child
04 The Hellion - Electric Eye
05 Riding On The Wind
06 Screaming For The Vengeance
07 You've Got Another Thing Comin'
08 Breaking The Law
09 Sinner
10 Living After Midnight
11 Hell Bent For Leather
12 Hell Bent For Leather
13 Delivering The Goods
14 The Green Manalishi
15 Starbreaker
16 Tyrant
Track 01-11 : Convention Center, Houston, Texas, USA / June 8th, 1983
Track 12-16 : Jaap Edenhall, Amsterdam, HOLLAND / November 12th, 1979
JUDAS PRIEST史上最強のツアーは?と問われたら、迷うことなく歴史的超名盤『SCREAMING FOR THE VENGEANCE』を引っ提げて行なわれた“WORLD VENGEANCE”ツアーを挙げます(1982年8月〜1983年6月)。本タイトルは、ツアー最終公演の様子を不完全ながら11曲にわたって収録したサウンドボード音源モノ(歓声がきちんとミキシングされているので、おそらくはFM放送音源でしょう)。本来はオープニングを飾っていた“The Hellion - Electric Eye”が4曲目に配置されているなど、曲順を不自然に入れ替えている部分には違和感を覚えますが、不安のない高音質で絶頂期のJUDAS PRIESTが味わえるのですから、問題にするほどのことではありません。スピーカーのコーンを切り裂くかのようなロブのスクリーム、鋼鉄の塊と化したバンド・サウンド、そして圧倒的な存在感を伴って繰り出されるキラーチューンの数々……失禁するなという方が無理ですな、これは。
ボーナストラックには、そこから遡ること4年の“KILLING MACHINE”ツアーよりアムステルダムでのステージングをオーディエンス・ソースで5曲収録。音質自体は中程度で特に聴きづらいものではないのですが、録音者(およびその近隣)の手拍子が一部で鬱陶しかったりしています。ああ、勿体ない。
【SBD音質:★★★★】
【AUD音質:★★★】
【アートワーク:★★★★】