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踊るブート法師(試運転中)
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OZZY OSBOURNE / LIVE AT CHELMSFORD ODEON 22/10 1980[1CD]
TWIN-TAILS / BGS 1993-11

01 I Don't Know
02 You Looking At Me, Looking At You
03 Crazy Train
04 Goodbye To Romance
05 Mr. Crowley
06 Suicide Solution
07 Iron Man
08 Children Of The Grave
09 Steal Away (The Night)

Chelmsford Odeon, UK / Oct. 22, 1980

初のソロ・ツアー開始直後となる、1980年10月22日に収録されたオーディエンス録りブート。多少低音が弱いけれどバランスは文句なし、実にクリアーなサウンドで気持ちよくオジーに酔えます。もちろん目玉は“You Looking At Me, Looking At You”のライヴ・ヴァージョンでしょう。オフィシャルのスタジオ・ヴァージョンも隠れた名曲だけど、このライヴ・ヴァージョンがまた「どうしてすぐ演らなくなっちゃったの?」というくらいにカッコ良く、伸びやかなランディのソロが素晴らしすぎる名演です。全編オジーの声もよく出ていて、さすがは初ツアーだけにコンディション管理がちゃんとできていたのだな、って感じですね。ランディによる“Crazy Train”の冒頭のソロもまだスタイルが固まってないようで興味深く、また当時のスタイルだった“Revelation (Mother Earth)”と“Steal Away (The Night)”を切り離すという構成にも耳が喜びます(笑)。“Steal Away (The Night)”は単品でアンコールの1曲にセットされているのですが、歌い出しのリズムがグチャグチャになっていてそれはそれは美味しいテイクです(リー・カースレイクのドラムソロは“Steal Away (The Night)”ではなく“Suicide Solution”のエンディングに登場)。アナログ盤起こしのようでところどころにトレースノイズあり、“No Bone Movies”の1分05秒あたりと、“Suicide Solution”の6分50秒あたりに音切れがあります。
近年、『LIVE AT CHELMSFORD ODEON 22/10 1980』には未収録だった“Revelation (Mother Earth)”と“Paranoid”を加え、イコライジング処理を施した完全盤『CHELMSFORD COMPLETE』[写真下↓上段 BONDAGE MUSIC BON-292] がリリースされました。また、アナログ時代には同日音源モノとして『THE WILDMAN RETURNS』[写真下↓中段上] がありましたが、後年単なる板起こし盤かどうかは不明ながら同タイトル作品『THE WILDMAN RETURNS』[写真下↓中段下] としてCD化されています。その他、タイトルが同一ということで本作のトレース元とおぼしきLPブートに、『LIVE AT CHELMSFORD ODEON 22/10 1980』[写真下↓下段] がありました。

【AUD音質:★★★★】
【アートワーク:★★★】
【“You Looking At Me, Looking At You”の魂ゆさぶり具合:★★★★★】

 

 

 

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OZZY OSBOURNE / ANOTHER TRIBUTE[1CD]
METAL MEMORY RECORDS / MM-90003

01 Flying High Again
02 I Don't Know
03 Crazy Train
04 Believer
05 Suicide Solution
06 Revelation (Mother Earth)
07 Steal Away (The Night)
08 Paranoid

Starplex Auditorium, Dallas, Texas / Aug. 1981
St. Denis Theatre, Montreal, Canada / July 28th, 1981


完璧な放送用音源(“THE KING BISCUIT FLOWER HOUR”用)なので楽器間のバランスも良く、オーディエンスの歓声も絶妙のさじ加減でミックスされている臨場感満点の逸品(1990年リリース)。随所でランディのオブリガードが光りまくってます。難を言えば、たまにドン・エイリーのキーボードが陳腐な音色になってしまっていることと、トータル44分弱と短いことぐらいでしょう。
オジーの調子はいつも通りで“Crazy Train”のサビなんてヘロヘロですが、そこに「ああ、今日もオジーらしさが大爆発だわ!」と喜びを感じられるようにならなければ、オジーが歌うブートなんて聴いていられません(笑)。“Revelation (Mother Earth)”の4分22秒にピー音あり、消されたのはもちろん“Fuckin'”でしょうね。
収録クレジットは1981年8月のスタープレックス・オーディトリアム公演(ダラス)となっていますが、正しくは1981年7月28日のセント・デニス・シアター公演(モントリオール)です。このライヴを収録した音源は、次のふたつの異なった編集でオンエアされました。

・1981年09月13日放送分、番組名“THE KING BISCUIT FLOWER HOUR”
  I Don't Know/Crazy Train/Believer/Mr. Crowley/Iron Man/Children Of The Grave

・1982年05月02日放送分、番組名“BEST OF THE BISCUIT”
 Flying High Again/I Don't Know/Crazy Train/Believer/Mr. Crowley/Suicide Solution/Revelation(Mother Earth)/Steal Away(The Night)/Paranoid

このうち、どうやらコレは後者をエアチェックしたモノのようなのですが、なぜか“Mr. Crowley”のみ未収録となっています。その後、同音源のアップグレード盤2タイトル(放送用原盤ダイレクト起こしでCM入りの『RANDY YEARS』 [写真↓下段左上 LANGLEY LG-0181] と、CMカット処理済みの『STORM WARNING』 [写真↓下段右上 LANGLEY DELUX 002] )がリリースされたので、この『ANOTHER TRIBUTE』自体は今や無用の長物なのですが、“愛着”という二文字に守られて売り飛ばされることなくラック内に棲息中です(笑)。
近年では、“Mr. Crowley”を欠いている点まで収録曲目が同一な上に、クレジットもしっかり“Starplex Auditorium, Dallas, Texas / Aug. 1981”と間違えていることから明らかに『ANOTHER TRIBUTE』のコピー盤だと思われる危険盤『ALWAYS WITH RANDY』 [写真↓下段左下 SMOOTH DANCER SD-9056] も市場に出回りました。その他、超定番音源ゆえに同内容別タイトルのブートが山ほどあるようなので、別項でまとめてみました。→「1981年7月28日セント・デニス・シアター(モントリオール)公演総覧 」
ちなみにパッケージに値札が貼りっぱなしになっていて、それによるとDISCLANDで¥3,980で購入したようです。結構な高値だったんですなぁ。

【SBD音質:★★★★】
【アートワーク:★★】





 

RANDY RHOADS / SUICIDE SHOW (A COLLECTION OF UNRELEASED TRACKS)[1CD]
no rabel credit / BGRGH-003

01 Suicide Show
02 Just How You Want It
03 West Coast Tryouts (Back To The Coast)
04 Don't You Want It Back
05 She's So Truculent
06 Flame On
07 Instrumental
08 Mr. Cruel
09 I Wanna Go
10 Money Queen
11 Always Gone
12 Riot Reunion
13 Breaking Up Is A Heartache
14 Picking Up The Pieces
15 One In A Million
16 Shake Down Tonight
17 Overline

Track 1-3 : by QUIET RIOT / taken from 3 songs EP
Track 4-7 : by VIOLET FOX
Track 8 : by UNSTOPABLE
Track 9-17 : by QUIET RIOT / unreleased studio recordings in 1978 and 1979

オジーと組む以前のランディのレアテイクを集めた、同名同ジャケットの2枚組アナログブートをCD化したもの。ここに収録された音源は昔から何種類ものブートで使い回されていて、いったいどのブートの音質がベストなんだろうか、と気になるところですね。Track 1〜3はQUIET RIOTのシングル収録レア曲、Track 4〜8はランディがQUIET RIOT以前に在籍していたバンドの音源、Track 9〜17は主にリリースが実現しなかったQUIET RIOTのサード・アルバム用レコーディング・テイク、といった構成になっています。哀愁漂う“Mr. Cruel”や、後にギターソロが“You Looking At Me, Looking At You”に丸ごと流用される隠れた名曲“Breaking Up Is A Heartache”が個人的には最大の聴きどころ。さわやか青春ロックだった“Breaking Up Is A Heartache”は、ケヴィン・ダブロウがグチャグチャにいじったオフィシャル・ヴァージョンが1993年にリリースされたオフィシャル盤『QUIET RIOT : THE RANDY RHOADS YEARS』に収録されましたが、歌を差し替えたりイントロにコーラス足したりと余計な仕事ばっかりで泣きたくなります。いっそこのテイクのままブラッシュアップして出せば良かったのになぁ……とコレを聴く度に腹が立つのでありました。

【音質:★★〜★★★】
【アートワーク:★★★】
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