忍者ブログ
踊るブート法師(試運転中)
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

 

OZZY OSBOURNE / LA VIE EN RHOADS[1CD]
PLANET-X / PLAN 045

01 Introduction
02 Over The Mountain
03 Mr. Crowley
04 Crazy Train
05 Revelation (Mother Earth)
06 Steal Away (The Night)
07 Suicide Solution 〜 Guitar Solo 〜 Drums Solo
08 Goodbye To Romance
09 Believer
10 Flying High Again
11 Iron Man
12 Children Of The Grave
13 Paranoid

Met Center, Minneapolis, Minnesota, USA / January 15th, 1982

ランディ非業の死まであと2ヵ月……聴く度にその事実が胸を締め付ける、定番サウンドボード音源です。エディット・ピアフ作によるシャンソンの有名曲“薔薇色の人生”をもじったタイトルが洒落てますね。ここでの“Mr. Crowley”におけるソロプレイはまさに情熱がほとばしっているかのような勢いを感じさせ、明らかにオフィシャルで発表されたライヴ音源2種(シングル収録ヴァージョンと『TRIBUTE』の2テイク)を凌駕しています。ということで“Mr. Crowley”好きな方にはとくにオススメな音源です。曲が始まってちょうど4分のところから10数秒、約8小節にわたってキーボードの音が消える、というハプニングもあって美味しさ倍増(機材的なトラブルなのか、単にドン・エイリーが弾くのをさぼっていたのかは不明)。全編を通じてランディのテンションが落ちることはなく、数種類あるサウンドボード/FM音源の中でも特に熱く聴ける逸品となっています。難点を言えば、ジャケットのオジーが短髪(というかランディの死後剃り上げた坊主頭がやっと伸びてきた頃)で、音源の収録時期と合っていないことぐらいでしょう。もちろんオジーも絶好調、実質1曲目の“Over The Mountain”の出だしでは「お、今日は高音も結構出ているじゃないか」と喜ばせておきながらすぐにヘロヘロになっていく、というドキュメンタリー・タッチで楽しませてくれます(それでもトータルではかなり歌えている方でしょう)。なお、“Iron Man”の3:00あたりに音切れアリ。また、同内容と思われる別タイトルには『OVER THE MINNEAPOLIS』[写真下↓上 UMB (UNRELEASED MEGA BATTLE)/UM0043] や『OVER THE MOUNTAIN』[写真下↓中]、『DIARY OF A DEAD ROSE』[写真下↓下 HIGH VOLTAGE RECORDS/HVCD5008] があります。

【SBD音質:★★★★】
【アートワーク:★★】

 

 

PR
 

OZZY OSBOURNE / PROVIDENCE '81[1CD]
HERITAGE / H-004

01 I Don't Know
02 Crazy Train
03 Believer
04 Mr. Crowley
05 Flying High Again
06 Revelation (Mother Earth)
07 Steal Away (The Night)〜Drums Solo
08 Suicide Solution〜Guitar Solo
09 Iron Man
10 Children Of The Grave
11 Paranoid

Civic Center, Providence, Rhode Island, USA / Aug. 8th, 1981
Music Mountain, South Fallsborg, New York, USA / Aug. 8th, 1981

今でこそサウンドボード音源が豊富で、ついそれを当たり前のように聴いてしまいますが、昔はブートと言えばオーディエンスの生録りが主流。当然、遠くで微かに聞こえる、客の声がうるさくてジャマ、ノイズだらけでイヤになっちゃう……そんなのばっかりでした。それでもありがたがって聴いてたあの時代を思い出させてくれる、ある意味ノスタルジックな1枚がコレ。見方によっては本来の“海賊盤/ブートレッグ”の存在意義を忠実に伝える貴重な資料とも言えますし、単に「遠い」だけじゃなく全編「シュワー」っとウネってるその怪しい音も「音質云々ではなく、まず“耳にできる”ことを喜ぶべきだ」という忘れがちな真理を思い出させてくれます……などと一応は持ち上げてみましたが、やっぱり滅多に聴きません(笑)。ケースに貼られた値札をみると、どうやら千葉の名店DROPS RECORDのバーゲンで980円で買った模様。まぁそれなら“妥当な買い物”でしたな。なお、ジャッケットのクレジットは「1981年8月8日プロヴィデンス公演」となっていましたが、上で訂正したように「サウス・フォールスバーグのミュージック・マウンテン公演」が真相らしく、よって『PROVIDENCE '81』というタイトルそのものからして誤りということになります。また、同内容のアップグレード盤には『OVER THE MUSIC MOUNTAIN』(写真下↓ LOST AND FOUND LAF-343)があります。

【AUID音質:★★】
【アートワーク:★★★★】

 
 

OZZY OSBOURNE / STILL BELIEVER[1CD]
SHOUT TO THE TOP / STTP-066

01 Diary Of A Madman 〜 Over The Mountain
02 Mr. Crowley
03 Crazy Train
04 Revalation (Mother Earth)
05 Steal Away (The Night)
06 Suicide Solution
07 Guitar Solo
08 Drums Solo
09 Goodbye To Romance
10 I Don't Know
11 No Bone Movies
12 Believer
13 Flying High Again
14 Iron Man
15 Children Of The Grave
16 Paranoid

Wings Studium, Kalamazoo, MI. / Feb. 9th, 1982

元にしたテープのコンディションがあまり良くなかったのか、サウンドボードながら少々音がウネってしまっているあたりがなんとも残念な1枚。ウネりは特にキーボードの音に顕著で、“Mr. Crowley”のイントロは聴いていて気持ちが悪くなるほどです。ランディのソロは随所で大きく左右に振り分けるディレイ・エフェクトがかけられており、カッコ良かったり鬱陶しかったりと微妙なところを突いています(これは会場への効果を目的としてミキサー卓で行なわれたエフェクト操作が、そのままライン録音にも反映されてしまったものでしょう)。“Beliver”のイントロで音が片チャンネルに寄ってしまう、“I Don't Know”が中盤でフェイドアウトしてしまう、“No Bone Movies”の前半が欠落している、と言ったマイナスポイントもあるものの、ランディの演奏自体は気合いの入った白熱プレイなので、安心して聴けるなかなかの良盤です。いずれも未聴ながら同内容とおぼしきブートには『DIARY OF A MIAMI』[写真下↓上段 UMB UM0042] や『MEMORIAL』 [写真下↓中段]、『PAGES FROM MY DIARY 1982』 [写真下↓下段] など があります(『DIARY OF A MIAMI』は難のある“I Don't Know”と“No Bone Movies”を省いているようです。いや、そんなことよりなぜ『マイアミ日記』なのかの方が気になりますな。『STILL BELIEVER』のクレジットが正確なら、マイアミのあるフロリダ州ではなくミシガン州での音源となるはずなのですが……。ブート業者が州の省略表記“MI”を読み違えたか?/笑)。
アートワークも丁寧な仕事が為されていますが、中ジャケの「買い物に疲れてバス停のベンチについ腰掛けてしまった、生活に追われてるメイクの濃いオバハン」のようなオジーは評価の分かれるところでしょう。そんなオジーを確認してみたい方はこちらへ。

【SBD音質:★★★】
【アートワーク:★★★★】

 

 

 
前のページ [1] [2] [3] [4] [5] 次のページ
- HOME -
忍者ブログ
[PR]
巻頭言
最新記事
ブログ内検索
カウンター
アクセス解析
最新CM
最新TB
プロフィール
HN:
Perrier
性別:
男性
職業:
浮き草暮らし
趣味:
ナポリタン探求
バーコード